クイーンヒル目白台と同じくTonowa Garden 目白台の敷地内にある東大GNRCオープンラボにて開催のケアカフェに参加しました。
GNRCスタッフ2名、東大病院看護師2名、近隣住民5名の参加です。

今回のテーマは【家庭でできる防災チェック】です。
「みなさん、災害時、自分の避難場所は知っていますか?」
出席者に順番に聞いていきます。
ほとんどの方が自分の避難場所を知っていました。さすが防災意識が高いです。
さて、クイーンヒル目白台居住者の避難場所は?
答えは「クイーンヒル目白台」です。
この建物は耐震設計を行っており、高台に位置することから水害の心配もほとんど無く非常に優れた防災対策の施された建築物です。
クイーンヒル目白台においては「防災備蓄庫」「かまどベンチ」「マンホールトイレ」の設置など、災害時も自宅で過ごし続けることができます。

防災備蓄品は、水・食料など必要ですが、今回はトイレのお話。
東日本大震災の時、仮設トイレを3日以内に設置できたのは被災地の1/3、残りの2/3の地域は3日以上かかったそうです。
災害時には、水やトイレが不自由になることが多く、トイレを我慢すると体も心も壊してしまいます。
文京区民の75%がマンション住まいであり、在宅避難が推奨されています。
そこで、災害時、自宅での簡易トイレの作り方を紹介します。
【自宅の便器を使う緊急トイレの作り方】
①便座を上げ、便器を覆うようにゴミ袋をかぶせる
②下げた便座の上からもゴミ袋をかぶせる
③便器の中にペットシートや紙おむつを入れる(細かくちぎった新聞紙などでも)

【100均でできる簡易トイレ】
①硬めのゴミ袋を広げてくしゅくしゅ→意外と自立する!
②ペット用シーツやオムツに吸水
③臭いがしない様おむつ用消臭ポリ袋に入れる→おむつ用は高いのでパン袋(売っています)でも代用可。コスパ良し!とママさん達情報です。

看護師の話では、退院する人は余ったおむつを病院に寄付してくれようとするが、「災害時使えるから持っておいて」と伝えるそうです。
みなさんのなかには防災グッズを持っていても使ったことがないと言う方もいるのではないでしょうか。災害時に使い方がわからない、とならない様にぜひ1度使ってみて下さい。
そして町内会の防災訓練等に参加してみると地域の知り合いも増え、災害時には助け合える、声を掛け合えることにつながります。
クイーンヒル目白台では、災害時の居住者の方の安全を確保するために、年2回以上の避難訓練の実施や、防災備蓄品を備蓄しています。災害の多い昨今、みんなで防災の意識を高めていきたいです。