クイーンヒル目白台と同じくTonowa Garden 目白台の敷地内にある東大GNRCオープンラボにて開催のケアカフェに参加しました。10名程の参加者。
今回のテーマは【認知症】です。
文京区は「認知症になっても自分らしく暮らせるまち」を目指しています。
【認知症】、言葉は知っているけれど、わからないことも多く「もし家族が、自分が、認知症になったらどうしよう?」と誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
今回は、加齢による「物忘れ」と「認知症」の違いを比べてみます。

会のスタートはお決まりのこの質問から。
「昨日の夜、何食べた?」
「・・・・・・、煮魚!」
参加者、みな一様にすぐには答えが出ません💦
更に「一昨日の夜、何食べた?」
これは難問です。
しばらく考えて、やっと思い出す。
大丈夫。認知症ではありません。
物忘れは「食べた物を忘れてしまう」、認知症は「食べた事を忘れてしまう」。
『自分でできる認知症の気づきチェックリスト』ぜひ、やってみて下さい。
自分でできる認知症の気づきチェックリスト | 東京都の認知症ポータルサイト とうきょう認知症ナビ

◆気になる方は、医療機関等にご相談下さい。
今回集まった方達は、認知症予防に色々と取り組んでいました。
・習い事に通う→化粧をして身なりを整えるのは大事
・オンラインで集まる→外出できなくても予定があることが重要
一人暮らしで引きこもりがち、社会的孤立が認知症になるリスクを高める可能性があります。
しかし、家族と同居しているから安心というわけではありません。
1人で食事をとる事は、1人暮らしの人は問題ありません。
危険なのは家族と住んでいるのに1人で食事をしている人です。
ある参加者のお話で、お母さまが同じ敷地内の離れに住んでいて自分たち家族とは別々で食事をしていたが、様子がおかしいと感じ一緒に食事を取るようにしたそうです。
次に、高齢ドライバーの問題に関係しますが、免許を返納して車を運転しなしなくなると生きがいを無くし認知症につながることもあります。外出も減り人と会わなくなることは注意せねばなりません。
そのほか複数の方から上がった声として、音声を認識して会話が出来るおしゃべり人形や動物のぬいぐるみなどが一人暮らしや、コロナ過人と会えない時にとても癒しになったとの事。遠くで暮らす母が楽しく会話しているととおっしゃっていた方もいました。
これらおしゃべりロボットも認知症予防に効果ありだそうです。
認知症にならないよう努力するとともに、自分や家族、友人に認知症の兆候が無いか日ごろから気にかけておこうと思います。
我々フロントスタッフは、安否確認時やラジオ体操の時など居住者の様子を見て、何か変わったところがないかさりげなく見守っています。
もし認知症になっても本人もその家族も幸せに暮らせる社会になってほしいです。
